チリ3日目の午後
ティエリーのクラウディオとティエリーの葡萄畑を見に行った後、サンチャゴにトンボ帰り下私は、午後はオドフェルという別のワイナリーを訪問する予定になっていました。
ティエリーまでオドフェルのExport Managerのディーンさんが迎えにきてくれまして、まずランチを取ることに。
「肉がうまいレストランがあるんですよ」 肉が大好きそうなディーンさんのサンチャゴ一肉がうまいというレストランでランチ。
名前の読み方がわからないのですが、道路沿いのファミリーレストランみたいなステーキ屋さん。
こちらです。
http://www.parrilladas.cl/index_content.html
*かなりいつも込んでいるらしいので行かれる方は予約したほうがよいようです。
ここで肉を食べながらまずは軽くテイスティングをすることになりました。うふ。役得です。
オープンエアの非常にカジュアルなBBQハウスといったところですが。 まあ見てくださいこの肉!
山盛りの肉!!! 美味しいです。肉の味が全然違うというか。肉の香りがいいんですね。 今までの人生で食べた中で一番うまい肉という気が。。。。 (ちなみにこのステーキハウスはアルゼンチンの肉なんだそうです。チリ人はなんでもアルゼンチンには負けないぞという気質?ですが、肉だけはアルゼンチンが世界一だとみんな言ってました。)
奥はマッシュルームが油で揚げられたようなもので、ルックスはイマイチですが非常においしい。
味付けは油と塩だけかな?シンプルだけどマッシュルーム好きの私にはヤメラレナイトマラナイかんじでした。
日本でつくったらこうはならないんだろうなあ。
チリの料理って、見た目は、そのまんまやんけ!というルックスなんだけですけど、美味しいの。伝えづらいなあ。こういうの。(笑
手前の白いのはチーズが焼かれたもの?だということですが、なんだか分かりません。 とろっとしてシコシコしているチーズ。量は食べられないけどでも美味しい!
肉、芋、アボカド(チリではパルタといいます)にパルミット!チリの食事の王道ってかんじでしょうか?
奥の左手の白い筒みたいなのが、パルミットという食べ物で、ヤシの芯の柔らかい部分だそうですが、ゆでたてのタケノコみたいなかんじで結構イケます。
チリでは肉をよく食べる分だけサラダも量食べるというかんじでしょうか。
というわけで、チリに来てから既に数日で日本で食べる1年分に近い肉を食べているフナヨでした。
日本ではあんまり肉食べないんですけどね。私。でもチリの肉は美味なので食べ過ぎるほど食べてました。(笑)
そしてこのオドフェルのワインはこのBBQとまた凄くあいすぎです。こういうところで飲ませるなんてディーンさん。。。策士ですね。このこの〜
肉だけ食べるとちょっと脂っこいんだけど、ワイン飲むとまた肉肉!!ってかんじで
ワインワイン肉肉ワイン肉肉!ってかんじで。中和するんですね。油を。
とくにカベルネとカルメネールはがっつりした牛にホントに合うんです。うーん。
この肉が日本でも食べられたらいいのに〜〜
もっともっと焼肉やさんとか、BBQやさんに積極的にチリワインを扱ってほしいです。
さて、お腹もこなれたところでオドフェルワイナリー訪問です。
ちなみにディーンさんはオーストラリアのパースからチリにきてマネージャーをやっています。ちなみに奥さんはチリ人でラブラブだそうです。
(まったく関係ないですね)
オドフェルはノルウェーの船会社のオーナーが始めたワイナリーで、先代のオーナーは蜂が趣味で、チリで養蜂をやっていたそうなのですが、あまりにチリに惚れこんでワイナリーも始めたんだそうです。
現在のオーナーは2代目でハンサムな億万長者40代独身の建築家。ワイナリー所有。もてるでしょうねえ。(笑
ボデガからワイナリーの建物から全てデザインしたんだそう。
ミニマリズムを愛する彼のデザインしたワイナリーは人馬一体となった自然が一体化しながら仕事をサスティナブルに行えるよう配慮された北欧系GOOD DESIGN.
あ、今、馬と書きましたが、オドフェルはノルウェーからなんと、100%純潔のノルウェー種の馬を運んできてここで繁殖させたりして増やしているのだそうです。
この馬ですね。
こんな馬はじめてみました。色がすこしベージュというか白なんですけど、やわらかいピンクのようなきれいな色をしています。
大きさはあまり大きくないです。たてがみが必ずこういう色なんだそうです。そして非常におとなしい性格で子供のセラピーのために貸し出したりしているんだそうです。
オドフェルはこの馬をワインのエチケットにも入れています。
下位クラスのArmadorではseadragon(タツノオトシゴ)の形になっていて、ミド
ルレンジ以上のクラスでは馬になっているんです。馬が大好きなんですね。(笑
現在100頭ほど飼われている馬の厩舎とオフィスが一体化しているかなりスロー
なデザインです。またこの馬がワイナリーの中の移動手段でもあります。
うっ。かわいい。。。。
とそこで
「馬で葡萄畑を一周しながら色々説明しますよ」
とディーン。
「え。馬!! の、、、乗りたいけど乗ったことない。。。」
「ええ!一度も!?」
「あるけど、、、(引いてもらって同じところをぐるぐる回るポニーくらいしか乗ったことしかない。。。。)」
「大丈夫。この馬はおとなしいから」
乗るの?という顔
ほ、、ホント。。。?心の準備がまだできてないんですけど???
ということで急遽馬に乗ることになりました。ドキドキ。
馬に乗りながらディーンの説明を聞きながら葡萄畑を回ります。
が。
やっぱり全然聞けない!!(涙
あたしの馬は完全に馬鹿にしているのか全然ディーンの話が聞けるようなところにポジションに行けないし、急に草を食べ始めて止まっちゃうし。。。。(涙
完全に乗せてやってるという顔
軽く1週の予定が45分くらいかかってヘトヘトに。
ディーンは色々説明してくれてるみたいだったけど、聞こえないしメモれないし、
写真もブレブレだし。。。馬から下りたら自分では2度と乗れそうに無いので、
そのまま。。はい。
すみませんです。
でも。。。
楽しかったです。♪ウフ <全然仕事になってない
気を取り直してオドフェルの醸造設備を見せてもらい、そこで試飲をさせてもらうことに。
ワイナリー遠景
ここの醸造設備は素晴らしかったです。
山の中腹からちょうど半地下にセラーが格納されているような形になっていて、最近流行?の重力システムを採用しています。
重力システムとはワインの醸造の時にワインを下から上に上げることによってストレスを与えるため、それをさせないように全ての工程が上から下に流れていくように設計されているワイナリーのことです。
葡萄は詰まれて最上階に上げられ、その後上から下に発酵タンク入れられ、発酵後のワインは下の階のセラーにホースで流されるのですがその工程にポンプを使わないよいように設計されているという説明を受けました。
醸造所の入り口
醸造所の中
規模的には決して大きなワイナリーではないのだと思うのですが、さすが大金持ちが趣味ではじめたブティックワイナリーだけに小規模ながら最新の設備で最高品質のものを作ろうとする気概の感じられるワイナリーでした。
(ちなみにここのワインはオーパスワンのポールホブスがコンサルを担当していることでも知られています。)
さて、試飲させてもらった肝心のワインについてですが、
ポールホブスがコンサルをやっているワインということで、勝手にフルフルボディのワインを想像していたのですが、どちらかというと、そこまでフルフルボディというかんじのワインでは無かったです。どちらかというとバランスを考えつつもガッチリ作られた男らしいワインだあと思いました。
Orzada,Armadorなどのミドルレンジ-中上級レンジは難しく考えず、お肉なんかとガツガツいただいて欲しいかんじです。
それから、カリニャン、カベルネフラン、マルベックなど色々な興味深いセパージュにチャレンジしているそうで、その中で一番良くできたものをその年のODFJELL(オドフェルワイナリーの最上位ワイン)に使っているというのも面白かったです。
ちなみに04 ODFJELLはカルメネールでしたが、05はなんとカリニャンになるのだそう。
カリニャンのプレミアムってチリで初なんじゃないのかしら。??
04のカルメネールを試飲させてもらいましたが、とにかくこれはものすごい濃厚なボディで、こってりとチョコレートやココア、タバコような香りと味わい。
これがカルメネール!???と私が驚くと、カルメネールの個性自体がまだまだチリでは研究段階なので、カルメネールの本当の姿はまだ誰もわからないのさ、とディーンに笑われてしまいました。
それにボトルにもセパージュがまったく記載されていなかったため、これについてたずねたところ、
書いてしまうと飲む人に先入観を与えてしまうからあえて記載していない(ふふ
ふ)なのだそう。
その辺の遊び心というのでしょうか、センスがまた心憎いです。
カルメネールのモノセパージュであんなに重厚な味わいになるとは。言われなかったら絶対にアッサンブラージュだと思ったと思います。
聞いて飲んでも”ええ??”って感じでしたから。100%思う壺です。
試飲中の風景
残念ながら04 ODFJELLは既に完売ということで、取り扱いはないのですが、その下位クラスのArmadorとOrzadaはコストパフォーマンスも良かったですし、何より肉に合いましたので(笑 少しだけでもユヤイで取り扱いさせて欲しいのですがとお願いして帰ってきました♪
続く
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