チリで知らない人はいない名家 ERRAZURIZ

エラスリス

決して派手さは無いものの、伝統と格式を重んじるチリの名門ワイナリー、エラスリス。
コンチャイトロ、サンタリタ、クシニョ・マクールなど、チリの政界、経済界で活躍した名家がオーナーとなっているワイナリーが多数存在していますが、その中でもエラスリスは別格と言っていいほど、チリではその名を知らないものはいないという名家です。

エラスリス家は、チリの1818年の独立以来、4人の大統領を輩出し、銅生産において1850年台に世界の銅流通量の3分の1のシェアを獲得するほどの大企業を興し、長年に渡りチリの政治、経済の基盤を作ることに貢献してきた、チリ版ケネディ家のようなファミリー。

中でも、銅生産およびワインビジネスにおいて、その最大の功績を残したのが、エラスリスワイナリーの創業者である、ドン・マクシミアーノ・エラスリス氏ですが、130年以上の歴史のあるエラスリス家のワイン事業において、忘れてはならないのはなんと言っても、6代目当主のエドゥアルド・チャドウィック氏です。
彼の手腕によりエラスリス家は5社のワイナリーを経営するまでに至ります。

中核としてのエラスリス・ワイナリー、ロバートモンダヴィとのジョイントとしてスタートしたカリテラ・ワイナリー、アルボレダ・ワイナリー、ウルトラプレミアムのセーニャ(いずれも現在は100%エラスリス家所有)、そして、エドゥアルド・チャドウィック氏の父、アルフォンソ・チャドウィック・エラスリス氏の功績を称えたヴィネドス・チャドウックです。

伝統と格式を重んじるエラスリスは、2000年頃の一時、あちこちで出現した新興ワイナリーの台頭の陰に隠れてしまっていた感がありましたが、ここ数年でその存在感は強烈に輝きはじめます。

エラスリスの名がチリ国内のみならず、世界中に知れ渡り、チリにエラスリスありと強烈に印象付けた事件として上げられるのは、2004年に開催されたベルリンティスティングです。

ベルリン・テイスティングについては、ベルリンに遡ること30余年、1976年に行なわれたパリ・テイスティングについてご説明しなければなりません。(最近映画にもなりましたので、ご存知の方も多いかも知れませんが)

ワイン史上歴史的な事件として映画の題材にもなっている、パリ・テイスティング(パリ対決)は、アメリカ建国200年記念の行事としてパリで行なわれた、ブラインドテイスティングでした。

フランスVSカリフォルニアワインをパリで、当時の早々たるフランス人のワイン評論家達にブラインドでテイスティングさせるという、余興くらいに思われていたイベントでした。

しかし開けてみると結果は赤白共にカリフォルニアの圧勝。
当時は安ワインとしか認識されていなかったカリフォルニアワインが、ボルドーやブルゴーニュのトップシャトー、ドメーヌを押さえ赤白トップに、しかもフランス人のワイン評論家にブラインドで選ばれてしまったのです。 これはワイン史上歴史的な事件であり、フランスワインにとっては悲劇、ニューワールドワインにとっての初めての勝利でした。

この結果に納得しなかったフランス勢が、難癖をつけてリターンマッチを行なったのが、1986年のニューヨーク対決。
この時もまたカリフォルニアが勝ってしまうのですが、ともあれ、この対決はこの事件以来、「ワインそのものの本質」、「背後にあるテロワールの個性」を銘柄を隠して公平に評価するという趣旨のもと、現在まで開催されています。

2004年のベルリンで開催されたテイスティングは、世界の5大シャトーなどの有名ワインとエラスリスのプレミアムワインの比較試飲をするというものでした。そしてエラスリスはなんとCHラフィット、マルゴーを押さえて1位と2位に選ばれたのです。

詳細については以下に記載したとおりですが、2005年ブラジル、2006年東京でも開催され、セーニャ、ヴィネドス・チャドウィック、ドンマキシミアーノがいずれの年もトップ5内に入り、チリにエラスリスという驚くべきプレミアムワイナリーがあるということを世界に知らしめたのでした。


2004ベルリン

1位 Vinedo Chadwick 2000
2位 Sena 2001
3位 Ch Lafite 2000
4位 Ch Margaux 2001

2005ブラジル

1位 Ch Margoux 2001
2位 Vinedos Chadwick 2000
3位 Sena 2001
4位 Ch Latour 2001
5位 Sena 2000

2006東京 6月14日 GrandHyattTokyo

1位 Ch Latour 2000
2位 Sena 2000
3位 Vinedo Chadwick 2000
4位 Sena 2001
5位 Don Maximiano 2003

2006東京 6月15日 TheGeorgianClub

1位 Vinedo Chadwick 2000
2位 Ch Lafite 2002
3位 Don Maximiano 2003
4位 Ch Margoux 2002
5位 Sassicaia 2002


アコンカグア・バレー最大そしてこの地をほぼ支配しているとも言えるエラスリス・ワイナリーは、南米最高峰のアコンカグア山(6995メートル)の麓に広がり、チリ急流の一つであるアコンカグア川の見下ろす傾斜地でのヴィンヤードで形成されています

そして現在、さらにアコンカグアバレーの太平洋沿い、海岸から14kmの場所に新しいヴィンヤードを開拓し、まさに、新しいワイン生産地を作ろうとしています。
太平洋沿いの冷涼な気候から生まれる白やピノ、そして、シラー、また、そこから、さらに内陸よりのアコンカグアバレーで、ふんだんな日射量とマイポに近い気候で造る、カベルネ、カルメネール、シラーなどの伝統品種など、エラスリスは今後ますます存在感を増していくことでしょう。


補足: エラスリス・ワイナリーは、エラスリス家のファミリービジネスとして成長し、その後一部のファミリーメンバーがエラスリス・ワイナリーの資本をチャドウィック-エラスリス家に譲渡する形でワインビジネスから退いた時期がありました。
そのうちの本家の1人であるフランシスコ・エラスリス氏が近年、エラスリス・オバジェ・ワイナリーを設立し、エラスリスという商標を使用したことから、チャドウィック家と争いが起こったことがチリワイン界では話題になりました。
(現在のエラスリスオバジェとエラスリスの間に資本関係はありません。また両ワイナリーの目指しているワインは全く違うものです。)


Eduardo Chadwick

写真1:Eduardo Chadwick 父のAlfonso Chadowick Errazuriz氏と一緒に、若いころからワイナリー経営と醸造学を学ぶ。チリを代表するワイン業界の名士。

MAX I

写真2:MAX I と呼ばれるエラスリス最上級ヴィンヤード。傾斜地栽培のチリにおける先駆者の一つ。サンチアゴより北はさらに空気が乾燥し、且つ、標高も高まるため、日照量(赤外線の量)が大変多い地となる。しかしながら、朝の海側からの冷気、夕方の山からの冷気により、昼と夜の寒暖差の激しい地域でもある。

エラスリス

写真3:傾斜地栽培を得意とするエラスリスワイナリーのアコンカグアで所有するヴィンヤード。アコンカグアリバーの急流により、険しい山肌を生かしたヴィンヤードが広がっている。

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エラスリス シングルビンヤード ヴィオニエ・マルサンヌ・ローザンヌ 2009 (レゼルバ) _ ERRAZURIZ   SINGLE VINEYARD

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エラスリス シングルビンヤード ヴィオニエ・マルサンヌ・ローザンヌ 2009 (レゼルバ) _ ERRAZURIZ SINGLE VINEYARD

3,150円(税込)
柔和で繊細な花のニュアンス。ローヌ系品種を使い、エルミタージュ・ブランの様な高貴な味わい。エラスリスの年に一度の庫出し限定品です。(アコンカグア/白/3999円以下)
エラスリス シングルビンヤード ゲブルツトラミネール 2008 (レゼルバ) _ ERRAZURIZ   SINGLE VINEYARD

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エラスリス シングルビンヤード ゲブルツトラミネール 2008 (レゼルバ) _ ERRAZURIZ SINGLE VINEYARD

3,150円(税込)
大輪のバラが咲き誇るような高貴で華やかな香りのエラスリスのシングルビンヤードゲブルツ。年に一度の庫出し完全限定品。(カサブランカ/白/3999円以下)
エラスリス ワイルド・ファーメンテッド ピノノワール 2009 (プレミアム) _ ERRAZURIZ   Wild Fermented

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エラスリス ワイルド・ファーメンテッド ピノノワール 2010 (レゼルバ) _ ERRAZURIZ Wild Fermented

3,150円(税込)
日本輸入限定数量のプレミアム・ピノ。カサブランカ地方でも比較的古い樹齢のピノノワール畑に住む、天然酵母100%で発酵。この地のテロワールそのものを表現しています。(カサブランカ/赤/3999円以下)-
エラスリス
在庫切れです

エラスリス シングルビンヤード カベルネ・ソービニョン 2009 (プレミアム) _ ERRAZURIZ SINGLE VINEYARD

3,150円(税込)
エラスリス誕生140年を記念した特別庫出しワイン。DON MAXなどに匹敵するすばらしいアコンカグア・バレーのカベルネが堪能できます。(アコンカグア/赤/3999円以下)   
エラスリス

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エラスリス シングルビンヤード カルメネール 2010 (レゼルバ) _ ERRAZURIZ SINGLE VINEYARD

3,150円(税込)
世界にその実力が示されたアコンカグア・カルメネールだが、通常PetitVerdotやカベルネを10%混ぜるところ、この品種100%のワインは珍しい。(アコンカグア/赤/3999円以下)
エラスリス

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エラスリス シングルビンヤード ソービニョン・ブラン 2011 (レゼルバ) _ ERRAZURIZ SINGLE VINEYARD

3,150円(税込)
カサブランカ・バレーは実はアコンカグア・バレーの一部。アコンカグア・バレーを開拓し続けたエラスリスの140年の歴史があるから、この意欲的なプレミアム・ソービニョン・ブランが生まれることができた。(カサブランカ/白/3999円以下)   
エラスリス
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エラスリス ワイルド・ファーメンテッド チャルドネ 2009 (プレミアム) _ ERRAZURIZ Wild Fermented

3,150円(税込)
チリでも数少ない天然酵母発酵のチャルドネ。カサブランカに所有するヴィンヤードのチャルドネを使い、ふくよかな白に仕上げている。(カサブランカ/白/3999円以下)
エラスリス
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エラスリス マックス レセルバ シラー 2008 (レゼルバ) _ ERRAZURIZ MAX RESERVA

2,750円(税込)
エラスリスがアコンカグア・バレーに所有するMAX畑のシラー。エラスリスのプレミアムであるラ・クンブレ・シラーと同じ。シラー発祥の地にふさわしく、チリ・シラーのお手本のような1本。(アコンカグア/赤/2999円以下)
エラスリス
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エラスリス エステート カルメネール 2011 (バラエタル) _ ERRAZURIZ ESTATE

1,380円(税込)
KAIとVonSiebenthalのタタイなどが生まれるチリ・カルメネールの銘醸地。アコンカグアで100年以上の歴史を持つエラスリスでも、カルメネールが主力ワインになりつつある。その主力ワイン。(アコンカグア/赤/1999円以下)
エラスリス
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エラスリス エステート シラー 2009 (バラエタル) _ ERRAZURIZ ESTATE

1,380円(税込)
チリシラーの発祥の地、アコンカグア。昔からヒルサイドで栽培されてきたシラーであり、エラスリスはこの品種を研究し尽くしている。エラスリスのアッパークラスはアコンカグア産シラーだが、これは、今シラー人気が熾烈なラペル・バレー産。(ラペル/赤/1999円以下)

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